山を崩し、川を氾濫させ、家を壊し、稲をなぎ倒し、おおぜいの人を泣かせて嵐が過ぎて行った。
小さなわが家は木立の中にある。
暴風雨に木々が騒ぐのが恐ろしく、一晩眠れぬ夜を過ごしたけれど、夜が明けてみれば、大小の枝や葉がおびただしく散乱しただけですんだ。
嵐のあとは青空が続いている。
青空になってもなお、枝や葉が落ちてくる。密集している木々の枝に引っ掛かっていたものが、風が吹けばパラパラと落ちてくる。
青空の下で小学校の運動会が行われた。
隣家のこどもたちの奮闘ぶりを見に出かけた。
母校である。創立140周年を迎えたと放送されている。
半世紀以上も前、わたしが通っていた当時は1学年に2クラスあった。3クラスの学年もあった。クラスには40人、いやいやもっと多かったか?
いま、児童数は160人に満たず、どの学年も1クラスだそうだ。
運動場がたっぷりと広いせいか、こどもたちが少ないからか、駆けたりダンスをする姿が遠くに見える。
クニクニとかわいく腰を振ってダンスをする隣家のことちゃんを見つけた。
秋、青空、踊るこどもたち。ちょっと幸せな気分になった。
クニクニと腰を振ることちゃん、前中先生の応援が嬉しかっただろうなあ。
「青空がボクの家」というインドネシアの映画があったな。森のお家にも青空が広がって、実りの秋がやってきますね。嬉しいなあ。
運動会の日がよみがえるお話 有難うございます。
「クニクニと腰を振る」ほんとぴったりの表現です。 家でも まだ2人でクニクニと腰を振って踊ってますよ。あっ たかあきは 「フラフラ」って 感じかな。
2人とも 「前中さん(『先生』って呼びなさい。って言ってるのにいつまでたっても『さん』付けですみません)見に来てくれとったなっ!」って 喜んでました。
家が隣やからと お弁当を取りに帰っては、 ちょっとトイレとか用事とかで 数分家にもどってる間に いくつか子供の出てる種目を見逃してしまいました。「~~見てくれた?っ」て聞かれて・・・ 何も言えない お母ちゃんでした。来年からは近くても帰らないでおかな!と 反省です。
子供が少ない分 自分の子供が比較的早く見つけれて いいです。
が、やっぱり 主人が撮ったビデオは よその子ばっかり・・・トホホ。
ことみは 今日 郊外学習で バスに乗って、 魚の棚&王子動物園 に出かけました。ルンルンでした。
私は 今日も 1日栗ひらいに励みます。腰が伸びませ~ん。