ブンタン

毎年、三月の初めごろ、高知の知人からブンタンを届けていただく。
ひとつ600グラムもある大きな実。果皮の色も実の味も、やさしくて酸っぱい。
これでジャムを作る。
皮も実も種もつかう。
皮は刻んで茹でて、苦味を薄める。実は袋から外してほぐす。種は水に浸しておくと、水がとろんとする。
皮と実と、とろみのついた水と砂糖を合わせて煮詰めていく。
ピンポーン!訪れた人が玄関で、「あら、いい香り」。
ブンタンのジャム作り。早春の心浮き立つ作業である。

「ブンタン」への1件のフィードバック

  1. 文旦の香りがここまで漂ってきますよ。
    捨てるところはないですね。
    こちらのアセビの花はもう少し、時間がかかりそうです。
    スマホ、復活です。

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