緑、みどり

数日前まで、白や黄緑や赤っぽい色がモアモアとモコモコとふくれあがり、山々は霞んでいるようだった。
きれい、ああきれい。感嘆のことばがついついこぼれ出る山の景色だったけれど、この時期はなかなか油断ができない。
ときに汗ばむ初夏であり、かと思えば、ひんやりとして、ストーブを点ける日もあった。
連休も終わって、緑がぐんと濃くなった。
モアンと霞む風情は無くて、くっきりはっきり。
もう春には戻らないだろうなあ。
ストーブは片付けようか…。

「緑、みどり」への3件のフィードバック

  1. >もう春には戻らないだろう
    こちらは1日の温度差がありますよ。
    その内梅雨がやってきますね!
    台風も近づいてきてます。

    柿の葉っぱの緑も好きだわ!
    昨日柿の葉寿司に使う葉っぱの加工方法の話題になり、柿の葉っぱをじっくりと見たところです。
    お茶にもしなくてはと・・・

  2. 「もあもあ(モアモア)と「もこもこ(モコモコ)」平仮名よりもカタカナの方が何故か情景がより伝わって
    来る。日本語の豊かさ、これに漢字が加わり時としてローマ字も入る。
    それぞれの字により文章が生き生きと浮かび上がるから日本人の素晴らしさと情緒の豊かさを思う。

  3. 山々がみずみずしい黄緑色の新緑におおわれていた。おおわれると言っても樹種によって微妙に緑の濃さが違う。一本一本の木が「ここにいるよ」と自己主張しているかに見える。
    ・・・と朝日新聞の記者が、JR福知山線・篠山口駅を過ぎたころからの車窓の風景を報告していました。
    そして挙げたのが次の句です。
      新緑の木々の主張の見えそめし   ≪稲畑 汀子≫
    あぁ…木々の「ここにいるよ」という若い自己主張に浸りに行きたいなぁ♪

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