車をスタートさせてゆっくり進み始めたとき、何か、誰かがおいでおいでをしているような気配を感じた。
多分あれだ、そうに違いない。ちょっぴり心がはずむ。
用事を済ませて2時間後、自宅に戻り定位置に車を止めて、気になった場所へと行ってみた。
やはりそうだった。
わらびがたくさん伸び出ていた。か細い茎にほんの小さな握りこぶしのような塊がついている。
まさか、身の丈10センチのわらびがおいでおいでをするはずがないと一笑されそうだが、小さなこぶしがニギニギをして、おいでおいでをしているように感じた。そう感じた。
鶯の鳴き音が日々、うまくなることを思い、朝にはポツリと山肌に見え始めた白いコブシの花が午後にはたちまち点々と広がっていく光景に目や耳が敏感になっているので、小さなわらび群がおいでおいでをしているように感じられたのかも知れないな~。
小さなわらびを小さな籠にいっぱい摘んだ。
新潟を代表する豪商の別荘、旧斉藤家別邸に行って来ました。
庭に回ると縁側のてすりの形が気になった。説明員が「わらび手」と
言いますと教えてくれた。この間前中さんの文を読んだからなのか
”ワラビがおいでおいで”だったなぁと口に出た。
今朝、「わらび手」でFBの投稿する為「わらびがおいでおいでして
いる」と検索したら前川和子ブログとアウトプットされた。
こちらは同じわらびでも「わらび手」で可笑しく一言です。
斎藤邸はgoogleで新潟市中央区西大畑町576と検索し人形を
当てれば家の中も映してくれます。
+-(拡大、縮小)の下の1、2で1階、2階もわかります。
わらび手は縁側の手すりの形ですが興味があれば見て下さい。
参考まで。