テレビで20代の男女にいが栗から栗の実を出させていた。
あらかじめ、テーブルの上にカッターナイフ、ハンマー、トングなどの道具が並べられ、どれでも使って栗の実を取り出してください、というもの。
いがは少し口を開け、茶色の実がのぞいている。
1人め、ハサミでいがを切り裂こうとする。右手にハサミ、左手でいがを押さえようとするがイガイガが指を刺す。give up。
カッターナイフを選んだ若者も同様に、あ、痛、た、たっ、指が痛い。
1人はなんと、小さなハンマーを降り下ろした。いがを叩き潰そうとする。それでは中の実も割れる。
熟して落ちた栗は、両足の靴でいがを挟んでグリグリと割れ目を広げる。広がれば、トングで実をつまみ出せば良い。
若者の中には、栗はあの茶色の実がリンゴやサクランボのように木にぶら下がっていると思っていた人もいた。
桃、栗、三年。柿八年。猿蟹合戦。などなど。栗は珍しくもない果実だと思っていたけれど、いが栗を見たことのない人たちも多いのか?
ま、わたしにしても、パイナップルがどんなふうになっているのか見たことがない。

「栗」への1件のフィードバック

  1. 渋皮煮の季節ですか。以前トライしたときは10個煮て、ちゃんとできたのが2個。
    製品得率20%ではなんともはや…。丹波の秋は豊かで、ちょっどたけ物悲しい。

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