大変な荒れようだった。
道端に立てられている幟旗などはことごとく風に煽られ巻き上げられて、あるものはちぎれよじれながら、バタバタとはためいている。
雨は白く煙り、上から斜めから、風に飛ばされて下からも吹き上がってくる。
昨日は秋の台風を思わせる天気だった。
先日も大風の日があって、春一番?かと思ったのだったけれど、気象学的にはもひとつ条件が整わなかったのだそうで、昨日こそが春一番の風であったそうです。
明けておだやかな空模様の中、
このところご無沙汰だったうぐいすが鳴き声を聞かせてくれた。
ひと声ふた声聞かせてくれただけでその後ばったりと行方も知れず、いまごろは何処の林で、梅の梢で、歌っているのだろうかと思っていた。
今朝のうぐいすはかなり歌上手になっていた。