ようかん

20160422_084956

作文教室の日。
うららかだった前日とは一変。雨降り、風吹き、寒々しい。
夕方に、快適な自宅を出て、雨風の中、作文をしにやって来なくてもいい。
「作文教室、今日はお休みにしましょう」と、いろは、ふうか姉妹のおかあさんへ電話をした。
しばらくして、「ふうか、作文、行きたい」とかかってきた。
結局、3人のこどもたちがやって来た。
いつもより広めになった机に3人がくっついて、ノートをひろげる。
クチュクチュとささやきながら、笑顔で見つめあいながら、書く。
雨風が強い日、寒さが厳しい日など、70歳は、ことに夕方になってからはどこへも出かけたくない。
この子たちは雨風が強くても、教室のなかまとの時間が楽しいもーん、ということだろう。お家の人の送り迎えがあってのことだけれど。
作文を書き上げるとおやつになる。
お隣さんが差し入れをしてくださった。
「なに、何?」
「ようかんいただいたよ。食べる?」
「何で、ようかんいただいたの?」
「かわいいこどもたちが作文をしに来ています、と話すと、いろんなおやつをくださるのよ」
こどもたちはちょっと照れて、ちょっとはしゃいだ。

「ようかん」への2件のフィードバック

  1. ううーん、可愛いお仲間!
    私も一員になりたい、羊羮だけでもいいわね。
    とおーい、かなたから眺めています。

  2. 久し振りに開いたブログ、すっかり綺麗な写真に変わっていた。
    今朝は、パソコンを開くと光るキノコ「シノトモシビタケ」の写真が現れた。
    森の妖精と言われるだけに神秘的、幻想的な光を放つキノコに魅せられた。
    先日は「御衣黄」桜が近くの公園で咲いているとのNHKの新潟のニュース、
    その後に萌黄色、神秘的の言葉が続いた。
    和子さんのブログには萌えの字と黄色のタンポポが現れた。
    春先に萌え出る若葉のようなさえた黄緑色は目には優しく、青に近い濃い緑
    になるまでのしばしの間、一番好きな春の光景だ。
    若葉や草の色、新潟市も一番いい季節になりました。

Zinitiro Shirai へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。